道央中核地域自動車産業等人材養成等事業
第4回鋳造技術高度化研修会
会 議 名 第4回鋳造技術高度化研修会
開 催 日 時平成26年 1月22日(水) 13時30分〜17時00分
開 催 場 所北海道民活動センター(かでる27) 9階 920会議室
 (札幌市中央区北2条西7丁目)
参 加 人 数 22 名 (企業;12社、団体;4機関)
内   容 ・開会の辞 司会;道総研工業試験場 戸羽 篤也(製品技術部)

・講 演
 演題;「鋳鉄溶湯からの不純物除去技術の紹介」
 講師;藤川 貴朗 (三重県工業研究所)
 司会から講師の紹介があった後、藤川貴朗氏から講演があった。
 はじめに、講師の所属先である三重県工業研究所の金属研究室の紹介があり、組織体系、職員数、主な業務内容などの紹介があった。業務に関連して具体的な技術支援事例の中から鋳物欠陥の分析とその対策などの事例がエピソードを交えながら紹介された。質疑では、職員の年齢構成や分担、県下の鋳物工場数および規模、県外からの支援依頼への対応などについて質疑が買わされた。
 休憩を挟んだ後、「鋳鉄溶湯からの不純物除去技術の紹介」と題して、地元の企業等と共同で取り組んだ技術開発の中で三重県工業研究所が担当した技術開発事例の紹介があった。まず、研究課題設定の背景として東海地域で得られるスチールスクラップに含まれる不都合元素含有量が増大しており、延性を有する球状黒鉛鋳鉄の製造に問題が生じていることが説明され、Mnを中心とした溶湯中の不純物元素の除去方法として酸素富化環境で溶湯表面を加熱し、Mn酸化物を生成する手法に着目し、実験装置の製作、Mn除去効果の検証、実用化を指向した実証試験など、詳細な資料を使って解説された。講演に対して、Mn除去能力を決めるファクター、溶湯温度の管理、廃棄物処理も含む処理費用見積もりなどについて質疑応答があった。
 最後に、研究所が取り組んだ課題解決型の技術改良、技術支援に関するいくつかの事例が紹介され、公設試の有効な利用や連携の在り方などを示唆する話題提供があった。

・閉会の辞
 講師への謝意を表し、本講演会を終了した。
備   考  本研修会は、(公社)日本鋳造工学会北海道支部の後援を得て開催した。
 
インフォメーション記事

研修事業トップへ