道央中核地域自動車産業等人材養成等事業
第5回鋳造技術高度化研修会
会 議 名 第5回鋳造技術高度化研修会
開 催 日 時平成25年 3月19日(火) 13時30分〜16時00分
開 催 場 所北海道立総合研究機構工業試験場 第602会議室
 (札幌市北区北19条西11丁目 電話;011-747-2321)
参 加 人 数 10 名 (企業;5社、団体;3機関)
内   容 ・挨 拶 道総研工業試験場 製品技術部 戸羽 篤也 主査
 冒頭、主催者として北海道立総合研究機構工業試験場の戸羽主査(製品技術部)から挨拶があり、参加者への謝意を述べるとともに、今回の研修内容の概略が紹介された。

・技術紹介
 演題;「アルミナ系材料を用いた無機粉末RP鋳型の品質に関する技術開発」
 講師;戸羽 篤也 氏 (北海道立総合研究機構工業試験場)
 粉末積層成形技法で製作した鋳型を用いる鋳造プロセスについて、工業試験場がこれまで取り組んできた技術開発の概要を紹介するとともに、この技術分野に関する最近の技術動向として、アルミナ系粉末材料を用いて製作した鋳型の耐熱性や強度が大きく改善され、この鋳型で製作した鋳物の品質が向上した事例などが紹介された。

・鋳造実習(実演)
 技術紹介で事例として取り上げたもののなかから具体的に一つを選定して鋳型の製作および鋳造試験を実施した。
 まず、無機粉末積層成形法で製作した鋳型の組み立て工程を説明した後、鋳造工場(524号試験室)に移動して組み立てた粉末RP成形鋳型を生型砂でバックアップして鋳型を完成させる工程を実演した。さらに、鋳鉄を溶解して黒鉛球状化処理、接種処理を施した溶湯をこの鋳型に鋳造した。
 溶湯が冷却、凝固するのを待ってから鋳型を解枠し、バックアップに用いた生型砂を取り除いて鋳物を取り出す工程を実演し、さらにサンドブラスト処理を施した後の鋳物の鋳肌状態を観察した。

・質疑応答
 鋳造実習の後、会議室に戻って質疑応答を行った。質疑では、粉末材料の粒度構成、鋳型に通気性を付与する方法、粉末RP鋳型を用いる際の鋳造方案、鋳型製作に要する時間などについて質問や意見が交わされた。

・その他
 戸羽主査(工業試験場製品技術部)から、本年度の研修会は今回の鋳造実習をもって終了するが、次年度も継続してさらに鋳物の品質向上に視点をおいた実習も含めた研修を計画している旨の説明があった。
備   考  本研修会は、(公社)日本鋳造工学会北海道支部の後援を得て開催した。  
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