道央中核地域自動車産業等人材養成等事業
第5回鋳造技術高度化研修会
会 議 名 第5回鋳造技術高度化研修会
開 催 日 時平成24年 2月22日(水) 13時30分〜16時30分
開 催 場 所北海道立総合研究機構工業試験場 第一会議室
 (札幌市北区北19条西11丁目 電話;011-747-2321)
参 加 人 数 24 名 (企業;11社、団体;2機関)
内   容 ・挨 拶
 北海道総研工業試験場の戸羽主査(製品技術部)から開会の挨拶があり、今回の研修会の概要が紹介された。

・鋳造実験の結果について
 戸羽主査(道総研)から、第3回研修会で実施した「鋳ぐるみ接合」に関する鋳造実験の結果が紹介された。はじめに、前回の実験の概要を確認するために、鋳ぐるみに用いる溶湯材料(球状黒鉛鋳鉄および高Cr合金鋳鉄)、被接合材とする鋼管(テンレス鋼管、炭素鋼管)、鋳造方案、鋳型、自溶合金の塗布などについて説明があった後、鋳造試験で得られた鋳ぐるみ試験片の注目部位のミクロ組織写真を示しながら、接合の良・不良、組織観察によって認められた特徴などが説明された。その後、鋳造試験で得られた試料の実物が展示され、マクロ組織や接合状態、亀裂の発生状況などを確認しながら意見交換を行った。

・技術講演
 苫小牧市テクノセンターの柴田義光氏から、同センターで実施した技術開発事例に関連し、「X線透過法を用いた鋳物製品中の欠陥位置検出システムの構築」と題して技術講演が行われた。
 講演の冒頭、苫小牧市テクノセンターの概要が紹介され、引き続いて開発事業の背景、技術開発の目的、欠陥位置の検出原理、開発装置およびソフトウェア、位置検出実験の結果事例などが紹介された。
 開発したシステムは、X線透過時に試料の角度をいくつか変えてX線写真を撮影し、それぞれに撮影された欠陥部位の移動変位を計測して欠陥の奥行き方向の位置を計算して求めるもので、比較的安価な費用で効果的な計測が行えることなどが説明された。その後、試料の材質、肉厚などに関する応用の可能性や、システム利用の方法などについて質疑が交わされた。

・その他
 今年度に予定していた5回の研修会を終えるに当たり、次年度の開催見通しについて戸羽主査(道総研)から情報提供があった。
備   考  本研修会は、(社)日本鋳造工学会北海道支部の第20回鋳造技術研究会との共催事業として実施した。  
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