道央中核地域自動車産業等人材養成等事業
第5回鋳造技術高度化研修会
会 議 名 第5回鋳造技術高度化研修会
開 催 日 時平成23年2月23日(水) 13時30分〜15時30分
開 催 場 所北海道立総合研究機構工業試験場 研修室
 (札幌市北区北19条西11丁目 電話;011-747-2321)
参 加 人 数 13 名 (企業;8社、団体;2機関)
内   容 ・挨 拶
 第5回研修会開催にあたり、主催者の北海道立総合研究機構の戸羽主査(工業試験場製品技術部)から今回の研修会の概要説明があった。また、事業運営主体を代表し、北海道中小企業総合支援センターの亀谷から1年間の研修を振り返るとともに次年度に向けた取り組みも含めての挨拶があった。

・鋳造品の評価
 最初に、第3回研修会で実施した鋳造実験の結果に関する取りまとめについて説明が行われた後、鋳造実験で得られた鋳鉄鋳物の試験片を観察した。結果の説明では、発泡模型に施した塗型工程の目的と塗型層の通気性が悪いことによるガス欠陥発生のメカニズムについての解説があり、併せてそれらの影響を検証するために行った追加実験の紹介があった。
 説明の後、実験に用いたフランジ付円管と形鋼をイメージした2種類の形状の試験片について、塗型の有無による製品形状への影響を調べるために寸法計測を行うとともに、塗型層の通気度によるガス欠陥の状態を観察した。併せて、追加実験で行った鋳造試験片の観察もおこなった。
 観察の後、同手法の実用化に対する質疑応答、意見交換等が交わされた。
・金属粉末造形装置の紹介
 この研修会で取り上げていた3次元立体迅速成形技術の関連で、戸羽主査 (北海道総研)から最近道総研工業試験場に導入された金属粉末を用いた迅速成形装置の紹介があった。
 まず、RP(Rapid Prototyping)技術の概要説明が行われた後、金属粉末をレーザーで焼結しながら積層するとともに、エンドミルを用いて切削加工することにより、きわめて寸法精度の高い金属製品を試作する装置として、LUMEX Avance-25(鰹シ浦機械製作所製)の紹介があった。  その後、同装置を設置した試験室に移動し、積層造形および切削加工を行っている様子を見学した。

・次回以降の計画について  今回の研修会で当初の3年計画の課程を終えたことから、現在事業申請している研修会が認可された場合は、接合や複合化の分野も視野に入れた研修会を開催することとし、あらためて鋳造関連の企業・団体に案内することとした。
備   考  本研修会は、(社)日本鋳造工学会北海道支部の第17回鋳造技術研究会との共催事業として実施した。  
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