道央中核地域自動車産業等人材養成等事業
第3回鋳造技術高度化研修会
会 議 名 第3回鋳造技術高度化研修会
開 催 日 時平成22年10月27日(水) 13時30分〜15時30分
開 催 場 所北海道立総合研究機構工業試験場 研修室・鋳造工場
 (札幌市北区北19条西11丁目 電話;011-747-2321)
参 加 人 数 17 名 (企業;9社、団体;2機関)
内   容 ・挨 拶 道総研工業試験場 製品技術部 戸羽 篤也 主査
 第3回研修会開催にあたり、主催者の北海道立総合研究機構の戸羽主査(工業試験場製品技術部)から第1回研修会で申し合わせた検討内容にしたがって今回の研修内容の要点の説明があった。

・鋳造実験
 本年度の研修会の実施計画に基づき、以下のとおり鋳造実験を行った。
【経過説明】 (試験用模型の製作について)
 戸羽主査(北海道総研)から、実験に用いた試験用模型の製作に関する経過説明があった。試験用発泡模型の形状は、先に第1回研修会で検討したフランジ付円管と形鋼をイメージした2種類の形状を基本とし、発泡模型製作会社(竃k海道プラテック)と模型材質および形状・肉厚等の寸法を協議して決定した。
 試験用模型の製作は各種2個ずつを竃k海道プラテックで製作し、北海道総研工業試験場でこれらにセキおよび湯口を接続して、それらの一部に塗型を施した。塗型は、造型時の変形を防止する目的で行い、各種2個の模型のうち片方のみに塗型を施し、もう一方は発泡材のままとした。
【造型および溶解作業】
 用意した発泡模型を目視観察した後、バックアップ用鋳物砂を用いて試験用鋳型を作成した。発泡模型のバックアップは、オリビン砂7号にガス硬化式アルカリフェノールをバインダとして混練したものを用い、CO2ガスを通気して硬化させて鋳型を作成した。
 一方、鋳込に用いる鋳鉄材料は、高周波誘導炉に銑鉄および鋼を20kg計量して溶解し、3.8%C、1.6%Siを目標に成分調整を行った。
【注湯および解枠作業】
 鋳造用材料の成分調整後、溶湯温度が1,450℃以上であることを確認し、取鍋で球状化処理および接種処理を行った後、製作した鋳型に鋳造し、このときの様子を観察した。鋳造後、約20分経過したところで型ばらしを行い、鋳造した鋳物の大まかな外観を観察した。

・次回以降の計画について
 今回鋳造した鋳物は、第5回研修会において外観等の詳しい観察を行い、問題点の把握やその解決方法などを議論することとした。また、第5回研修会は平成23年1月中旬に開催することを申し合わせた。

・その他
 次回、第4回研修会は11月12日に竃リ村鋳造所の菅野氏を迎えての講演会として開催することが案内された。
備   考  本研修会は、(社)日本鋳造工学会北海道支部の第16回鋳造技術研究会との共催事業として実施した。  
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