道央中核地域自動車産業等人材養成等事業
第1回鋳造技術高度化研修会
会 議 名 第1回鋳造技術高度化研修会(CAD/CAMセミナー)
開 催 日 時平成21年7月23日(木) 13時30分〜16時
開 催 場 所道立工業試験場 製品技術部会議室
 (札幌市北区北19条西11丁目 電話;011-747-2321)
参 加 人 数 12 名 (企業;6社、団体;1機関)
内   容 CAD/CAEセミナー
・挨 拶 道立工業試験場 製品技術部 戸羽 篤也 科長
 研修に先立って、主催者である北海道立工業試験場・製品技術部の戸羽製造技術科長から当研修のこれまでの経緯に触れながら、本年度のスケジュールと当研修会の目的を確認した。また、初めて参加するメンバーがいることから、参加者一人ひとり自己紹介を行った。

・技術紹介
 演題;「粉末積層RP鋳型による鋳物製作事例」
 講師;戸羽 篤也 (道立工業試験場)
 3次元CADによる立体形状データの活用例として、粉末積層RP鋳型による鋳物製作事例や、道立工業試験場が開発したRP成形用高耐熱性粉末とその使用事例について、先に開催された(社)日本鋳造工学会北海道支部での講演発表の内容に沿って技術紹介があった。

・技術研修@ (3Dデータ作成)
 道立工業試験場の戸羽氏から、粉末RP成形および鋳造解析システムの形状定義に利用することを想定した立体形状のモデリング手法について、具体的な事例を示しながら解説的な技術説明があった。鋳造CAEを利用した鋳造方案設計を効率的に行うため、鋳物形状の他に湯口、セキ、上がり、押し湯、保温スリーブなどを別々に形状データを作成して、これらを組み合わせて鋳造方案を定義する手法や、鋳物の形状データを利用して主型や中子の形状を定義する手法について具体的かつ詳細に説明された。
 一通りの説明の後、別定義の形状データの取り込み方や、形状データの組合せ方などについての質疑応答があった。

・技術研修A (鋳造湯流れ解析)
 同じく道立工業試験場の戸羽氏から、ADSTEFAN Ver.11で改善された湯流れ解析時の要素分割手法とその効果について、具体的な事例を使って解説的に説明があった。また、材料の物性値や鋳込み速度、鋳込み圧力など、湯流れ解析を行うに当って定義することのできる境界条件に関して説明があり、特にダイカスト分野で解析に用いる時に考慮すべき境界条件項目とその設定方法などについても紹介があった。
 説明の後、解析結果の見方や非対称性などに関する質疑や、解析システムがもつ他の機能についての意見交換が行われた。

・その他
 今後の研修会の進め方や参加メンバーの分担課題などについて話し合い、次回以降のスケジュールを申し合わせた。
備   考  本研修会は、(社)日本鋳造工学会北海道支部の第11回鋳造技術研究会との共催事業として実施した。  
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