道央中核地域自動車産業等人材養成等事業
第3回鋳造技術高度化研修会
会 議 名 第3回鋳造技術高度化研修会
開 催 日 時平成21年1月28日(水) 13時30分〜17時
開 催 場 所道立道民活動センター 9階 940会議室
 (札幌市中央区北2条西7丁目 電話;011-204-5100)
参 加 人 数 23 名 (企業;8社、団体;3機関)
内   容 技術講演会
・開会の辞 司会;道立工業試験場 戸羽 篤也(研究主査)
・挨 拶 道立工業試験場 技術支援センター 鴨田 秀一 所長
 講演に先立って、主催者側を代表して北海道立工業試験場・技術支援センターの鴨田所長が昨今の製造業の生産動向を踏まえつつ、研修会によって北海道鋳造技術の向上するよう期待を込めて挨拶した。

・講 演 演題;「鋳造解析CAEの効果的活用術」
 講師;新山 英輔 (工学博士/東北大学名誉教授)
 司会から講師の略歴紹介のあと、新山氏から鋳造解析を活用する際の留意点を中心に約2時間余りにわたって講演があった。
@鋳造解析CAE利用に当たっての心構え
 鋳造シミュレーションを利用するにあたって過度な不信や過信に陥らず、シミュレーションソフトができることとできないことの正しい認識を持つべきとの心構えが示された。
A鋳造欠陥(引け巣)予測のための伝熱計算手法
 伝熱計算に基づく引け巣発生予測法に関連して、金属の凝固と引け巣発生に係わる物理現象の説明と鋳造シミュレーションで扱う物理モデルとの関係、および直交差分法によってそれらを伝熱計算に展開する手法について解説的に説明があった。
B引け巣予測法
 鋳造解析システムの開発に関わった経緯に触れながら、凝固時の温度勾配や冷却速度が引け巣発生に影響する原理や、新山氏らが提唱した引け巣予測手法(G/√R法)について説明があった。
C鋳鉄・アルミ合金鋳物・ダイカストに適用する場合の留意点
 鋳造解析を鋳鉄鋳物、アルミ合金鋳物、ダイカストに適用する場合に配慮すべきそれぞれの鋳造法の特殊事情や、湯流れ解析における複雑な物理学理論の展開と現在の解析技術動向、さらに今後の解析技術の発展やユーザー側の工夫に期待する点などが述べられた。

・質疑応答
 講演は質疑応答、意見交換などを交えながら進められ、鋳鋼品の合金元素の湯流れ解析への影響や、鋳型硬度と引け巣発生との関係、伝熱パラメータ設定の精度と計算結果への影響などについて質疑が交わされた。

・閉会の辞
 司会から次回の日程と内容が紹介され、参加の呼びかけとともに本講演会を終了した。
そ の 他  
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