鋳造カレッジ (鋳鋼コース)
 鋳造カレッジ (鋳鋼コース)で実施される専門科目の概要、習得目標を紹介します。
鋳造カレッジの講義プログラム
専門科目(鋳鋼コース)
科目講義内容・到達目標キーワード
専門1状態図組織
鋳鋼の凝固は樹枝状晶の生成として行われる。凝固過程で順次δ相、γ相となり、ついでα相とセメンタイトとに分かれる。組織と材料特性の理解を高める。 基本状態図Fe-C系鋳造組織、樹枝結晶、熱処理組織
専門2製鋼アーク炉操業
アーク炉の稼動状況は平成元年に高周波炉にトップの座を譲り、現状は1〜10T炉が大半を占めている。性状の良い溶鋼について解説する。 高温溶解、炉内雰囲気の酸化\還元、調整酸素吹精精錬
専門3製鋼誘導炉操業
鋳鋼品業界はこの高周波誘導炉へ集中化を進行させてきてる。電力や生産性を考慮した現れである。溶鋼レベル、溶解能力、溶解技能などを解説。 迅速加熱高温溶解、高熱効率、自動攪拌、多品種少量生産
専門4中大鋳物造型
発電用・船舶用に採用されている大物鋳鋼品の造型工法について解説し、自硬性鋳型の特長を把握する。 自硬性造型法の採用による造型、工法の比較・人工砂
専門5量産鋳物造型
自動車部品、機械部品、消耗部品などの小物鋳鋼品の製造、造型法について解説する。後工程の鋳仕上げ工程への配慮事項の実践。 生型工法による大量生産、生型砂の管理
専門6鋳造方案
鋳造方案を決定するときに考慮すべき事項、遵守すべき手順等を習得する。基本方針の決定・健全性の確保・押し湯設計・湯口設計・重量計算と予算(見積もり額) 鋳鋼品の鋳造方案、指向性凝固と欠陥、品質・コスト・納期
専門7鋳鋼の用途・展望
鋳鋼の材質特長である靭性\溶接性を生かした機械\構造用部品に広く使用されている。鋳鋼品の多様化するニーズへ応える将来展望を解説。 鋳鋼の特長を生かした用途、鋳鋼品の将来展望
専門8特殊鋳鋼
近年注目を浴びている耐磨耗鋼\耐熱鋼等を挙げて材質の特長を詳細に解説する。溶解技術\鋳造技術の発展に基づく製品開発用途に触れる。 耐熱・耐磨耗鋼鋳鋼品の種類と特性・その用途
専門9ステンレス鋳鋼
ステンレス鋼鋳鋼品は種類が多く、材料特性、製造法等を統一的に解説することは難しいが、マルテンサイト形\フェライト形\オーステナイト型… ステンレス鋳鋼品の種類と特性・その用途
専門10熱処理・調質
鋳鋼品は必ず熱処理が必要である。その熱処理の種類と機械的性質について解説する。熱処理品の設計とその実際についても触れる。 鋳放し組織と機械的性質、熱処理の種類と効果
専門11鋳仕上げ・溶接
型ばらし後鋳仕上げ工程は機i械化\省人化が目覚しい進歩を遂げている様子と管理項目について解説する。補修溶接の温度管理人材育成。 鋳鋼鋳仕上げ作業の高効率と温度管理溶接補修と標準化
専門12鋳鋼の欠陥と対策
鋳鋼品の試験、検査、および鋳造欠陥とその対策について解説し理解を深める。同時に不良対策手法を習得し、品質向上へ努める。 欠陥の名称、欠陥現象例と対策、記録と是正処置
 ※ 非鉄・鋳鋼コースの専門科目は、北海道外会場で実施される講義を受講します。

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