(社)日本鋳造工学会 北海道支部
インフォメーション 2010
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第16回鋳造技術研究会
 第16回鋳造技術研究会が平成22年10月27日(水)午後1時30分から、北海道総研工業試験場(札幌市)の研修室および鋳造実験室で、9社17名の参加を得て行われました。
 まず、主催者の北海道立総合研究機構の戸羽主査(工業試験場製品技術部)から、第1回研修会で申し合わせた検討内容にしたがって今回の研修内容の要点の説明がありました。
 その後、鋳造実験室に移動して鋳造実験を行いました。最初に、戸羽主査から、実験に用いた試験用模型の製作に関する説明があり、試験用発泡模型の形状は第1回研修会での検討を踏まえ、発泡模型製作会社(竃k海道プラテック)と模型材質および形状・肉厚等の寸法を協議して決定したこと、試験用模型の製作は各種2個ずつを竃k海道プラテックで製作し、北海道総研工業試験場でこれらにセキおよび湯口を接続して、それらの一部に塗型を施したことなどが説明されました。
 引き続き、用意した発泡模型を目視観察した後、バックアップ用鋳物砂を用いて試験用鋳型を作成しました。発泡模型のバックアップは、オリビン砂7号にガス硬化式アルカリフェノールをバインダとして混練したものを用い、CO2ガスを通気して硬化させて鋳型を作成しました。
 一方、鋳込に用いる鋳鉄材料は、高周波誘導炉に銑鉄および鋼を20kg計量して溶解し、3.8%C、1.6%Siを目標に成分調整を行いました。
 鋳造用材料の成分調整後、溶湯温度が1,450℃以上であることを確認し、取鍋で球状化処理および接種処理を行った後、製作した鋳型に鋳造し、このときの様子を観察しました。鋳造後、約20分経過したところで型ばらしを行い、鋳造した鋳物の大まかな外観を観察しました。
 今回鋳造した鋳物は、後日開催する研究会において外観等の詳しい観察を行い、問題点の把握やその解決方法などを議論することとしました。

研究会の様子
 ※ 本研修会は、第3回鋳造技術高度化研修会と共催で実施しました。

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