(社)日本鋳造工学会 北海道支部
インフォメーション 2009
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第7回非鉄鋳物の高度化技術研究会
 第7回非鉄鋳物の高度化技術研究会が平成22年3月10日(水)午後1時30分からいすゞエンジン製造北海道(苫小牧市)で開催されました。
 開会に先立ち、山田主査(ホクダイ)からの挨拶の後、北海道支部を代表し理事の鴨田秀一(道立工試)が挨拶に立ち、2年にわたる研究会で培った人的ネットワークを今後の非鉄鋳物製造技術の発展につなげるよう期待を寄せました。
 引き続いて、会場提供企業を代表し、いすゞエンジン製造北海道鰍フ今村雅博(代表取締役)から歓迎の挨拶を受けた後、西原正治(技術部長)から、同社工場の沿革、企業概要、生産拠点および生産品などの概要説明がありました。

主催団体を代表し鴨田支部理事が挨拶

いすゞエンジン製造北海道鰍フ今村社長が挨拶
 次に、「油性離型剤を用いた量産技術の報告」と題して、いすゞエンジン製造北海道鰍フ鵜澤和宏から、離型剤の塗布量と金型温度、湯回り(流動性)、注湯圧等の観点から検討し、油性離型剤を採用することにより改善効果が得られた事例が紹介されました。

鵜澤氏が改善事例を発表
 事例発表の後、工場見学に関して西原氏から見学順路および諸注意事項の説明を受けた後、2班に分かれて同社の重力鋳造工場、ダイカスト鋳造工場等を見学し、工場各工程で実施されている現場改善の成果などの説明も併せて行われました。
 会議室に戻って、アルミ材料のリサイクル、自動化装置の自社開発体制などについて質疑応答が交わされました。
 休憩を挟んだ後、「ダイカスト金型内の溶湯充填挙動と鋳物品質」と題し、講師に招いた岩堀弘昭(潟gヨタ中央研究所)から、これまでの研究で得た知見を中心にダイカストにおける金型内の溶湯流動、重点挙動が鋳物の品質に及ぼす影響などについて約90分間にわたる講演がありました。
 講演の後、ゲート方案と流速の制御、鋳造圧力伝達メカニズムと欠陥の関係、溶湯温度と破断チル層の生成条件、注湯速度切り替えなどについて質疑応答が交わされました

岩堀氏の講演の様子
 講演会終了後、会場を移して交流会がもたれました。また、会議の途中で高橋英徳から、新年度に新たに立ち上げ予定のアルミ材料研究会について紹介とPRがありました。

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