(社)日本鋳造工学会 北海道支部
インフォメーション 2009
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第11回鋳造技術研究会(CADセミナー)
 第11回鋳造技術研究会が平成21年7月23日(木)午後1時30分から、道立工業試験場の602号会議室で、6社12名の参加を得て行われました。
 研究会に先立って、戸羽主査(道立工試)から、これまでの経緯と研究会の目的の再確認があった後、今回から新たに加わったメンバーも含めて参加者一人ひとりの自己紹介が行われました。
 始めに戸羽主査から「粉末積層RP鋳型による鋳物製作事例」と題して、粉末積層RP鋳型による鋳物製作事例や道立工業試験場が開発したRP成形用高耐熱性粉末とその使用事例について、先に開催された(社)日本鋳造工学会北海道支部での講演発表の内容に沿って技術紹介がありました。
 次に、技術研修@(3Dデータ作成)として、粉末RP成形および鋳造解析システムの形状定義に利用することを想定した立体形状のモデリング手法について技術解説があり、鋳造CAEを利用した鋳造方案設計を効率的に行うため、鋳物形状の他に湯口、セキ、上がり、押し湯、保温スリーブなどを別々に形状データを作成して、これらを組み合わせて鋳造方案を定義する手法や、鋳物の形状データを利用して主型や中子の形状を定義する手法に関して、具体的な事例を示しなが説明がありました。
 続いて、技術研修A(鋳造湯流れ解析)として、ADSTEFAN Ver.11で改善された湯流れ解析時の要素分割手法とその効果について解説的な説明がありました。また、材料の物性値や鋳込み速度、鋳込み圧力など、湯流れ解析を行うに当って定義することのできる境界条件項目などが紹介され、特にダイカスト分野で解析に用いる時に考慮すべき境界条件項目とその設定方法などについても紹介されました。
 それぞれの研修課題の説明の後、別定義の形状データの取り込み方や、形状データの組合せ方、解析結果の見方や非対称性、解析システムがもつ他の機能について質疑応答や意見交換が行われました。
 最後に、今後の研究会の進め方や参加メンバーの分担課題などについて話し合い、次回以降のスケジュールを申し合わせて研究会を終了しました。
 ※ 本研修会は、第1回鋳造技術高度化研修会と共催で実施しました。

研究会の様子

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