(社)日本鋳造工学会 北海道支部
インフォメーション 2009
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 平成21年度の鋳造現場技術研修会は、支部大会前日の平成21年6月18日(木)に苫小牧市で開催しました。12:30にJR苫小牧駅南口に集合し、マイクロバスで今回の工場見学先である鞄邦バルブ北海道工場に向かいました。
 午後1時過ぎに日邦バルブに到着し、同社研修室で、工場次長の福井弘幸氏から歓迎の挨拶と、同社紹介VTRの紹介がありました。その後、白衣、手袋、案内用レシーバを借用して北海道工場の第1工場と第2工場を順路にそって見学しました。
 第1工場は、生型自動造型機による球状黒鉛鋳鉄品の生産ラインとロストワックス法によるステンレス鋳鋼品の生産ラインを見学しました。鋳鉄製造ラインでは、専用機械によって自動化された出湯や注湯の工程を間近で見ることができました。また、精密鋳鋼品の生産ラインでは、ワックス模型・ツリーの製作、セラミック鋳型の製作、脱ろう、焼成、注湯、熱処理、仕上げの全工程を見学しました。
 研修室に戻ってからの質疑応答では、鋳型材の回収、などの質疑が交わされました。最後に今回の工場見学の案内をしてくれた福井次長にお礼を述べ、午後3時前に鞄邦バルブ北海道工場を後にしました。

見学に先立って福井次長から挨拶と工場紹介がありました

見学後の質疑応答
 その後、研修会の会場とした苫小牧市文化交流センター(アイビープラザ)に向かい、午後3時過ぎから技術研修会を行いました。今回の研修会は、講師に花王クエーカー竃L橋研究室の加藤雅之を迎え、「最近の有機自硬性鋳型」と題して同社の製品開発の経緯に沿って最近の有機自硬鋳型用樹脂とバインダの技術開発動向と、併せて同研究室で研究が進められているアルミナ系人口砂に関する研究への取り組みが紹介されました。
 一連の説明の後、硬化時間と圧縮強度、ガス通気硬化型アルカリフェノール樹脂と従来のCO2ガス型との比較、アルミナ系人口砂の粒度分布、気温・砂温の違いを補正する硬化剤供給コントローラなどについて質疑応答がありました。
 研修会終了後、近くの飲食店に場所を移し、研修会の講師を交えての懇親会を行いました。

講演する加藤氏

研修会の様子

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